上にも下にも沢山の人がいる「中間層」の発信者が少しだけ、SNSでの情報発信について考えたことと、付随する内容を書いてみます。
私のSNS発信内容(現時点)
InstagramとX(Twitter)の使い分け
SNSの使い方を考える出来事が頻発する昨今、私も例に漏れず自分の手元にあるSNSの使い方に試行錯誤する毎日を過ごしています。
Instagramに関しては自分の活動絡みのみで情報発信しています。というのも、まだ使い方に慣れてなくて()、発信の軸がブレると思っているからです。
一方X(Twitter)での発信は試行錯誤や失敗をしながらも慣れているので、自分の軸はブレなくなりつつあります。そのため、ホルン関係や自分が直接関わっているもの、関与が決まっているもの以外にも、お世話になった方が開催するイベントをRTしています。企画に関わりたいという気持ちからではなく、知ってる方たちの頑張りたいことや真剣な眼差しを拡散して応援したい目的でRTしています。
(参加したくなったら自分からアクションとってます。)
私の現在の立ち位置に関して
愛好家から職業音楽家としてのキャリアを始め12年目になりました。偉大な先輩方、優秀な同期たち、キラキラ光る後輩たち。さまざまな年代の方と接するたびに、近頃自分は若手だと思ってたのにいつの間にか中間層になっている気がしています。いや、色々吸収したい気持ちは若い時と同じだけあるのですが、吸収したいものの内容が今までの経験を踏まえて変化してきている気がするのです。ある時、これはもう中間層の入り口にいるのかな…と思ってしまいました。
個人的には、こんな宙ぶらりんな中間層存在するの?というような気持ちでいっぱいです。でも仕方ない。
とても砕けた書き方をすると、フリーのお先輩方はこんな複雑な気持ちを持って生活していたのか、私、気になります(キリッ)といった感じでしょうか。(氷菓好き)
立場と気持ちの変化
そんな中、今まで大なり小なりたくさんの方達と関わらせていただいてきたため、自分の発信が何かしらのハブになっている可能性もあり、誰かと誰かを繋ぐハブになれていたら嬉しい、という思いもあります。
また、今年に入って自分でイベントを開催するようになってからは情報拡散の必要をとても感じています。そして、後から「知らなかった」と言われることほど勿体無いことはないのではないか、とも思っています。それはできる限り防ぎたい、自分が知ってる方達が頑張ってるなら尚更その思いが大きいです。
ただ、発信に関しては立場的にいろいろ考え込んでしまうこともあります。私が拡散することで誤解を呼ぶこともあるかも、とは思っています。私が出張らない方がいいこと、逆に私が率先した方がいいこと、様々なイベントがありますよね。
イベントごとにバランスをとりながら、うまく拡散お手伝いと自分の活動拡散をしていきたいと考えております。
「役割を考える」ということ
今、何を求められているのか
発信において、考えることがあります。それは「役割」のことです。
さまざまなイベントや企画に参加させていただく、そして参加をしない中で、自分の立ち居振る舞いや役割を弁える、ということはとても大事で必要であると強く感じています。今回自分は「何の役割で声をかけてもらってるか」ということです。役割によって同じ現象に対しても発する声は変わると思っています。
今、何を「求められていない」のか
何をしたいか、ということ以外にも「何をしていいか、何をしない方が企画のためか」「何をしたらそこで奏でる音楽が素敵に輝くか」「何をしたら聴きにくるお客様の1日が楽しくなるか」ということを考えながら様々な場面に参加させていただいています。
「そこで一緒に過ごす方が何を望むか」も大切だと思うので、正解は企画ごとに違うものだと考えています。ただ、今まで自分が勉強してみてきた景色の中から言動をチョイスしていますので、必ずしも「そのにいる方達の今の望み」にマッチするものではないかも、という懸念は常に握りながら行動しています。その点では価値観の相違と確認不足、コミュニケーション不足からくる失敗がまだあるかもな、と思っています。
社会に出てもう12年経つというのに、まだ失敗しながらです。「トライ&エラー&サクセス」を大事に日々過ごしていますため、失敗することも多々あります。失敗してる時は暖かくお見守りいただいた上で、恐縮ですがご指導ご鞭撻の程をお願いしたいです。
できないことも多い人間です、どうかご容赦ください。
最後に
発信することと役割と考えることは密接な関係があると思います。役割を考えない発信はいろんなものを生みますし、役割を考えた発信もいろんなものを生みます。
できれば、自分が生み出したいものを生み出せるような言動を心がけていきたいです。
今まで関わってくださった方と今関わってくださっている方、これから関わってくださる方、そして奏でる音楽に、今できる自分の精一杯の誠意を持ってご一緒させていただけるよう、これからも努めてまいります。